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ウィッチャー2-3章終盤・アナイス王位継承編~クリア後の感想。

ウィッチャー2 王の暗殺者。

このゲームは、本編をクリアするだけなら20時間程度のボリュームだが、ストーリー重視だけあって会話イベントが非常に多いため、イベントスキップしないまま進めた場合は優に30時間以上は超えると思う。
3発売に間に合わせるため、途中から会話スキップして進めてたが、それでもクリアには25時間以上は要してたかもしれないね。
ただこのゲームは、途中のストーリー分岐もあるし、専用ルートでしかわからない出来事など、1周しただけではこのゲームの本質を楽しめないだろう、というのが率直な感想なので、周回する分には20時間程度というのは丁度いいボリュームかもしれない。

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さて、本編もいよいよ終盤。
ゲラルトは、王殺しとの数奇な因縁に決着をつけることができるか、
そして失われた記憶を完全に取り戻すことができるのか?
運命の最終章!

 
 

■魔術師代表者会議

ロック・ムインの円形劇場では、各国の様々な議題について話し合う代表者会議が行われた。
その場にはレダニア国王ラドヴィッド、ニルフガードのシラード帝国大使
テメリア執政官ナタリス、そして魔術師審秘会の代表者と魔術師シレの姿があった。

最初の議題ではテメリアの新たな代表者を決める議題。
ナタリスは現在のテメリアの状況を説明した上で、フォルテスト王の娘アナイスが、テメリア王国の正当な王位継承者だと推薦する。

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今は亡き王は彼女を次の王位継承に推していたが、問題なのは年齢的にまだ幼いことと、王と婚姻していない愛人(マリー・ルイーズ)との間で生まれた"私生児"という事である。
ヴィジマの貴族達はその点からもアナイスが王位に就くことに反発しており、決定すれば内紛が起きかねない。
それでもアナイスを貴族諸侯の前に出して、王位継承法に基づいて説得する方針だとか何とか・・・。
その辺についてはナタリスに任せており、ゲラルト達はお役御免、今後の動向を見守るしかなく・・・。

続いて魔術師審秘会が王室の相談役を指名する権利についての議題が上がる。

現在は任意に選ばれた魔術師が相談役を勤めている王家が多い。
しかし以前は慎重な人選が行われていた。重大な責任を負うものを見極めることが審秘会が責務だとか。
審秘会が推薦する魔術師の署名には、あと一人だけ王の署名が記入されていない。
シレ・ド・タンサーヴィルだった。

審秘会がラドヴィッドに署名させようとする中、シラード帝国大使が待ったをかける。
ゲラルトにとってはあまりにも目を見張る光景だった。

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そこへ連れてこられたのは、あの王殺しレソだった。
今朝シラードを殺そうとして捕らえられたという。
彼はデマヴェンド、フォルテスト王殺しを認め、更に、女魔術師会という組織が自分達の意に反する王を消そうと計画を立てていることを自供する。
構成員のリストにはトリス・メリゴールドやシレ・ド・タンサーヴィルの名が書かれてあった。

この真相がついに公となり、ラドヴィッドは書類の署名を拒否すると、兵士達を呼び寄せ、審秘会とその場にいたシレを逮捕しようとする。

ところがその直後、上空から巨大な何かが姿を現す。

  

■ドラゴン登場!

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突如、ドラゴンの襲撃を受け、会場は大混乱となった。
ドラゴンはシレを庇うように兵士達を一掃すると、彼女を安全な場所に避難させたのだ。
これに乗じてシレは逃げ出す気だ。

ここで全ての黒幕を逃がすわけにはいかない。
ゲラルトは混乱した会場内でシレを追跡した。

私をとめることはできない!というシレの声が響く度に
ゲラルトの気持ちは次第に昂ぶっていく。

ここではシレを追うためにゲラルトを操作するが、塔の階段を上がる途中のシーン、通った場所が崩れだして落ちるとゲームオーバー。
そして、ドラゴンが壁を突き破って火を吐いてくる。
これ、壁突き破った際にそのまま進もうとすると崩れるタイミングが早くなって落ちやすくなる。
一度ドラゴンが顔出した後に進んだ方が安定して進めるね。
進むたびにシレが「サエセンテ!(ドラゴン)殺して!」とかごちゃごちゃ五月蝿いが、気にしない。

 

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階段上がった先ではシレが待ち受けている。
既に門の準備が完成していていつでも逃げ出すことが可能のようだ。

そこにはレソの姿はなかった。訊いてみたが、彼の全ての行動を把握していたわけではないようだ。
当初シレは、エイダーンの臣民のために傲慢な権威主義者のデマヴェンド殺害をレソに依頼した。
ところが任務を遂行したレソは、女魔術師会の資金と魔法力、そして王に恨みを持つイオルヴェスまでも利用して、フォルテスト王を暗殺、そしてヘンセルト王の暗殺計画までも立てていた。
これは、シレではなくニルフガードからの指令だったという。
レソとニルフガードは繋がっており、全ては北方諸国を弱体化してニルフガードが北方諸国を制圧するために仕組んだものだった。
彼女の情報員から、帝国軍が北方諸国へ向けて動き出したとの情報があったという。

とはいえシレも騙されていたとはいえ、帝国軍の侵攻は彼女にも非がある。
その報いは受けてもらおうと彼女を捕らえようとするゲラルトに、シレは逃げようと門を開こうとする・・・が。

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門起動に使うメガスコープのダイヤが何者かにすり替えられていたようで、術が暴発を起こす。
このままだと体が引き裂かれるー!と叫ぶシレ・・・何やってんだこの人は。
ダイヤを外して、シレを助けてやると、彼女は、ニルフガードに行けばヴェンガーバーグのイェネファーに会えるだろうと言い残し、姿を消す。
実績「繊細な男」を解除。

ちなみにこのまま放置しとくとシレが爆発、肉片が飛び散る。
実績「ウィッチハンター」が解除された。
両方実績用意されてんのね。

 

こうしてシレがいなくなった直後、ドラゴンが壁を破壊して襲撃してくる。

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最初は塔内部での戦闘、炎は直線に吐いてくるから左右に接近していれば当たらないが、接近時は前足の攻撃を貰うことが多いので、1,2発当てたら距離とったほうがいい感じ。
ダメージ与えると、壁がどんどん破壊され、しばらくして、ドラゴンが飛び立ち、今度は頂上での戦いとなる。

塔内部にいた時よりも、ドラゴンの体力は半分ほど減っているが、
ここからドラゴンの体力を削るのが中々時間を要した。

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基本、攻撃判定が頭のみでドラゴンは塔の外周にしがみ付いての移動で、顔を前に出して噛み付いたり、距離とってると炎を吐いてくる。
体起こしての斜線吐きなので接近していればあたらないが、塔内部と違って頭も上がっているので攻撃できない。
上半身を前に出してくる攻撃が結構ダメージ貰った記憶、深追いしすぎず、正面から強攻撃一発当てて距離とれば、ほとんどの攻撃は当たらない。

外周に動くから反対側が安置だけど
接近するなりして攻めないと、上空に飛び立ちダイブ&火吹き、塔の下に隠れるや尻尾を大きく振るとか面倒な攻撃が多かったね。

結構時間かかったけど、こうして体力をあと少しまで削ると、イベント。

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ここでまさかのQTEですよ。
最初のAボタンは余裕だったけど、剣突き刺した状態で飛び立ってからXボタン、
これミスってそのまま喰われてしまったのは俺だけでいいですね、はい。

QTEが成功すると、ドラゴンが落下、
転がりながらも無事だったゲラルトは、さすがウィッチャーといったところだが、
ドラゴンの方は、不運にも木の破片に体を突き刺してしまい、着地に失敗する。

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ここでドラゴンを殺すか立ち去るかの選択があったが、
ドラゴンを殺すを選択すると実績「ウィッチャー・ジョージ」を獲得。
ドラゴンを見逃すと実績「ドラゴンハート」を獲得する。

と、ドラゴンハートの実績欄の説明に
「サスキアを許すか、助ける」という説明があったが・・・もしかしてドラゴンの正体ってサスキア?
シレ曰く、ヴァージェンにいた仲間のフィリパが操っているとか言っていたし、名前もサエセンテとか・・・。
もし3でデータ引き継げるんだったら、シレとこのドラゴンの選択肢がどう影響するのか気になるところですな。

 

その頃、ロック・ムインでは、魔術師審秘会が王殺しの黒幕だと明らかになったことで、ラドヴィッド王に命じられた炎のバラの騎士団が、ロック・ムインの魔術師達を皆殺しにしているイベント。
もう魔女の頭切り取ってポイと放り出す兵士達の姿が尋常じゃない・・・。

 

■エピローグ

ロック・ムインに戻ったゲラルトが見たのは、
まるで戦場の跡のような廃墟と化した街だった。
合流したロッシュからアナイスの無事が伝えられ、
更にレソから言伝を貰ったそうで、ゲラルトはレソを見つけにいく。

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廃墟となった街の各所では、無惨に吊るされた住人を見かける。
ラドヴィッドやその他の王の命令で処刑された審秘会の連中のようだが、どうもそれだけではないようだ。
その理由がすぐに判明する。略奪者と化したニルフガード兵との戦闘になったのだ。
シレの言った通り、帝国軍が侵攻を開始したことで、連中もついに本性を見せ始めたか。
まるで終末の世界のような場所で、広場へ向かうと、
山積みになった死体の傍でレソとトリスを発見した。

ようやくトリスとの再会を果たしたゲラルト。
トリスも魔術師会のメンバーで、処刑対象なのによく無事だったな。
顔がボロボロだったが、大丈夫の様子。

その後はロッシュとトリスには退場してもらい、
ゲラルトとレソ、二人の会話イベント。

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嘗ての旧友であるレソと杯を飲み交わすシーンが印象的。
何故逃げもせず、ここで待っていたのかと訊けば、ゲラルトが決してあきらめない男だと知っていたからだという。
はじめて会ったときは残忍そうな印象は強かったものの、トリスもあっさりと引き渡したし、それほど悪い人間じゃないような気がしてきた。
ただし、この男が戦争の引き金を再び引いてしまったことは事実。

このレソとの会話でゲラルトは完全に記憶を取り戻し、
イェネファーの件やワイルドハントの正体など、その全貌が明らかになる。

ワイルドハントの居場所を知っていたレソと共にイェネファー救出に向かったゲラルトは、
"首吊りの木"と呼ばれる場所でワイルドハントの王と囚われたイェネファーを発見する。
そして彼女の解放と引き換えに、ゲラルト自らが身代わりとなったという記憶が甦ったのである。

 

・イェネファーの行方
ゲラルトが去った後、レソはオーケスらと共にイェネファーをニルフガード内で保護していたが、
記憶喪失により情緒不安定だった彼女が起こした素行から、全員が帝国の秘密警察に捕まってしまったという。
長時間尋問を受けたあと、レソは皇帝と対面することになり、そこで北方諸国への任務を任せられたという。
イェネファーは、皇帝の監視下にあり、レソが発つ前には目撃しているとか。
帝国の手先となった理由については、レソが今では消滅した南方のウィッチャー養成所<蛇流派>出身であり、
帝国内では追放同然の扱いを受けたレソ達ウィッチャーは散々となった。
任務を遂行するならば、育て親の蛇の学舎を再建することを皇帝が約束したことで、自分たちの居場所を取り戻すために任務を開始したという。

 

・<魔軍の騎行>ワイルドハント
レソがワイルドハントの居場所を知っていた理由については、
幽騎について研究している蛇の学舎出身なら誰もが知る"蛇のメダル"で幽騎の騎手を捜すことができたからだとか。
ワイルドハントの正体とはエルフの眷属だったというが・・・。

ゲラルト曰く、ワイルドハントは実在する騎手たちから離脱した幽体だという。
異世界の怪物たちを出現させた"天体の合"を引き合いに出し、
首吊りの木で見たワイルドハントが、別世界から来たエルフの軍勢であることが明らかになる。
何故ゲラルト達に接触してきたのかは想像はついているそうだが、今は関係ないと明らかにされなかった。
まぁこの辺の内容は次回の3までお楽しみにといったところか。

 

・王殺しの真相

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北方諸国の王暗殺の目的は、なるべく多くの王を殺して、魔術師に罪を着せ、北方諸国を混乱弱体化したところを帝国が侵攻するという計画。
イェネファーの記憶が帝国諜報部に読まれ、その情報により女魔術師会と構成員を知ったレソは、そこでシレと出会う。
彼女は当初、レソを監視していたが、その大柄な風貌や、彼女の側で巧みな演技を見せて鈍い大男だと思わせたことで監視が緩んだという。
更に計画した前段階よりも、シレがデマヴェンド殺しを先に命令したため、事がうまく運んだとか。
その後追跡者に追われる際、シレのアイデアでイオルヴェスらスコイア=テルの協力もあって追跡を逃れると同時にシレの監視からも逃れたレソは、利害関係の一致でイオルヴェスと手を結び、次の計画に乗り出す。

フォルテストの暗殺は、ラ・ヴァレッテの包囲作戦で王が私生児を救出しにくることを確信していた上で、隠す場所となれば修道院と考えたレソが、スコイア=テルの協力により、修道院に潜入、修道士に変装しアナイスらを匿う巧みな演技を見せて、駆けつけた王やゲラルトを騙し、そのまま王の暗殺に成功したという流れだった。
ゲラルトはその時、記憶がないためにレソに気づかなかったんすね。
その後、イオルヴェスの部隊を乗っ取ろうとするも、シアランが生きていたという誤算で、乗っ取りは失敗。
丁度シレがレソ捜索のため、フロットサムに来ていたこともあって、レソはトリスを誘拐して門を起動させると、早々にエイダーンへと渡った。
ところが、追跡してきたシレがヘンセルトの護衛役となり、更に仲間のセリスはゲラルトに、オーケスはシレに殺されるという結末を辿る。
だが、ヘンセルトはいずれ誰かが殺すだろうという理由で計画は進行していたという。
実際、やつの蛮行を目の当たりにしたロッシュが王が殺してしまったからね。

 
 

こうして一通り話が終わったところで、レソを逃がすか決着をつけるかの選択はあったが、嘗ての旧友とはいえ、ニルフガードと共謀して戦争を引き起こす火種を作ってしまったのは許される事ではない。
ケジメはつけてもらいますか。
最後にもう一度酒を飲み交わして、いよいよ旧友との最後の決戦に臨むゲラルト。

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レソは、自分にクエン張りながら接近時は剣で攻撃したり、アードで吹き飛ばしたり、遠方から毒爆弾や爆薬投げたりとか、1章で戦ったときとパターンは変わらず。
ただ、あの時と違うのは、今回は広場での対決なので、間隔あけて余裕を持ちながら戦えるという点。

相手のクエン解除後に攻め入ると、アードで吹き飛ばされるから中々攻めきれないところもある。
更に向こうも1,2発でこちらのクエンを消してくるから、攻め合いになると、難易度【中】でもあっという間にこっちの体力持ってかれる内容。
ガチンコ勝負にいったら、気づけば体力半分以上削られてびっくりだ。
春ツバメ+ヴランの剣の回復効果で、距離とりながらも着実に相手の体力を削っていった。

レソは戦闘中も、おまえを殺したくないだとか、嘗て命を救ってくれた男に対して情けをかけていたようだが・・ここまできておいて、今更嘗ての関係に戻れるはずもなく「俺を喜んでおまえを殺す」と返すゲラルト。

終盤は双方かなり消耗した激闘となった。
最後までアードに手こずる羽目になったが・・・。

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戦闘後も続く、激闘のイベントを経て、最後に致命的な一撃を繰り出したのは、ゲラルトのほうだった。
そして、ついに力尽きるレソ。

こうして、長かった旧友との決着に幕を下ろしたのである。
勝負がつき、広場へと入ってきたのは、トリスとロッシュ。
ゲラルトは、息絶えた旧友をしばし見つめると、何も告げることなくその場から去っていった。

 
 

その後、北方諸国各地では・・・。

テメリアの一部であり続けたフロットサムに、ヴィジマの貴族が長官に就任した。
ケイドウェンを敵視していたが、この男も私利私欲をむさぼることでは同じだった。
ロビンデンの村では、今も尚、悪しき長官を征伐したウィッチャーの武勇伝が語り継がれている。

エイダーンでの戦いでは、ヘンセルト王軍が竜女サスキア率いる混成軍を粉砕しヴァージェンが陥落、異種族共存の夢は潰えた。
ポンター谷はケイドウェン軍によって占領される。忌まわしき過去の繰り返しだった。
ローマークでの戦争に続き、上エイダーン地方はまたしても強力な隣国によって併呑される。
ところがこの勝利は、ヘンセルトが殺害された事で短期間で終わりを告げることになる。

テメリアでは、空位になった玉座を巡って貴族達が争そいはじめた。
だが、王位の座を狙う者たちに、民衆達の支持は集まらず、
内乱の危機に瀕したテメリアだが、王国は執政となったナタリスが統治し、王国統一の象徴として幼いアナイス王女だけが最後の希望となった。

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北方諸国は王の殺害により混乱の坩堝と化した。
その原因の一端は、政治介入を望んだ魔術師たちにあった。
三大国の動乱は魔術師たちを利するものと思われたが、
女魔術師会やウィッチャーまで含むすべての「魔術使い」を民衆は憎悪し、魔女狩りが各地で勃発したのである。

これまで彼女達を助言者として歓迎していた各国宮廷も、門を閉ざして保護を拒んだ。
王命によって、暴行と略奪が横行した、大いなる恐怖の時代があった。

やがて、その時期が過ぎゆくが、更に暗い大嵐が後に控えていた。

 

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そこには、北方諸国を徐々に呑み込んでいく、黒の軍団の存在があった。
新たな戦乱の時代が到来、リヴィアのゲラルトをめぐる新たな物語が、やがて幕を開ける。

 
 

■クリア後の感想

モンスター達が蔓延るダークファンタジーでありながらも、
彼らは世界観作りの脇役に過ぎなくて、中身のほうは各国間の問題と戦争、エルフやドワーフなどの非人間族の迫害・差別など現実的な問題をテーマにしているから、ある程度の生々しさは感じるし、演出的にも、中盤以降は盛り上がる展開が多かったので、ストーリーは好印象。

何より、よく表現されていたのが「人間の醜さ・愚かさ」。
このゲームに登場する主要人物やその仲間はともかく(厳密には紛れているが)、途中出会う人間ってのは、表向きでは普通に装ってても、実はろくでもないのばっかなんですよね。
人物紹介の説明見てると「うわぁ・・・」と目も当てられない。
ロレド長官とかマジで糞みたいなやつですからね(w
本編プレイだけでなく、説明や紹介の方も見ると、より物語の深みが出る気がする。

中でも酷いと感じたのは、国を統治する王様や権力持ちの政治家・貴族など。
己の権威を利用して支配を目論む腹黒いやつらばっかり!
そんな王が治めている国だから、北方諸国が対立しているのも頷ける。
本編の関係上、王の協力を求めなきゃいかんけども、むしろ王を殺す側の立場でやってみたいなーと思ったら、実際それらしいイベントもしっかり用意されていたところが好ポイント(w
テメリアも、終盤ではあまりの内情の酷さに再建なんて無理だろうと思わせる展開だが、これをどう建て直していくのか気になるところ。

後は人間の醜さがよく滲み出ていると感じたのは2章の終盤、
人間の戦争に巻き込まれようとしていたモンスター・トロールを救出したときだ。
あの時は、協力していたはずの王達に仲間が殺されて憂鬱な展開なところに、単純だが純粋なトロール夫婦を見たときは、怪物の見た目など可愛く見えたくらいに癒された。
なんとも味のあるイベントを挟んでくれたよ。

ストーリーのほうは普通に楽しめたし、亡霊の戦場以外は理解できたから、安心して明日発売の3に臨める。

 

一方で、イマイチだったのは操作する方。

このゲームは、そこそこのオープンフィールドを探索する事になるが、目的地までいって戻るのも手間だからショートカット機能を実装してほしかったという点。
普通に昼夜の時間経過とか操作できたから、これも実装できたはずだけどもね。

それとプレイするのに、具体的な説明がないなどの不親切な設計が目についたところ。
サブクエストとか目的地が表示されないものなど、細かい部分が不親切で、消化するにはかったるいものだった。
後はサブクエの説明で英文の誤訳とか論外ですねぇ・・・ちゃんと詳しくローカライズしてほしかったというか、英文のままのがわかりやすかったんじゃね?と思う場面すらあった程。

不親切といえば、頂けないのがやっぱり3章の仕様だね。
フィールドも用意されてないから、大半のモンスターとも戦えず素材集めもできないし、金策の手段も限られるってのは如何なもんなのか。
強化パーツ作れないんだたら、せめて武具から外す機能が欲しかったけど、何故外せない仕様にしたのか意味がわからないし、遊ぶパターンを限らせちゃうのは糞ゲーの典型ですわ。
実際ゲームとして楽しめたのはディスク1までだった気がする。
明日発売の3は完全オープンワールド化を謳っているシリーズ集大成だから、上記の問題点が改善、あわよくば改良されて一新した作品を期待したいですな。

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コメント

3が楽しすぎるけど
それは2をやっていたから
猶更楽しめると感謝しています。

投稿: 名無しのプログラマー | 2017年1月10日 (火) 16時05分

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