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空の軌跡シリーズ、総括。

一ヶ月ほど続けてきた空の軌跡シリーズも
FC・SC・3rdともクリアし、ようやく一息。

新作あんまり出ない3~4月あたりにやろうと考えて、
はじめてみたけど、丁度いい時期に一区切りついたんで、
空シリーズ総括に入ろう。

 

軌跡シリーズにあたる零・碧を先に経験していた身からすれば
ボリュームの長さ故に、空シリーズも同様かなぁと敬遠してたが、
案の定、1作品クリアに50時間以上要するほどの長編作だった。
一気にやるとダレるので1日2~3時間ほどコツコツやってるのが丁度いい感じで。

シナリオの内容を突き詰めてくと、強引だったり雑把に思う展開は多々あって、
そりゃねえだろ、と思う場面もあった一方で
軌跡シリーズ独特な世界観と個性的なキャラという強みで王道に乗り切ってるような印象も、
そんなやっつけ感もあったが、ストーリーRPGにしては及第的に楽しめた部類。
戦闘やサブクエストも、可もなく不可もなくオーソドックスに楽しめたほう。
 

欲を言えば、物語の重要な場面とか、
演出部分はもうちょっと力入れて欲しかったかなぁ・・
グラフィックも同様だけど、この辺りは一時代古い作品だから突っ込んでも仕方ないよなぁ。

キャラ一人一人の背景や、特に関連キャラと繋がるシナリオなど、
細かく描かれていたのは評価できる一方で、
この作品は、国家間の戦争という背景から要所でシリアスな場面もあるが、
キャラの個性で王道を突き通しすぎている部分が多々あって
シリアスな場面でも演出的に微妙さを漂わせている。人物像を濃く描きすぎているために、
一見広そうな世界観でも、世間が狭く感じてしまうという点。
あと、シナリオの一つ一つは丁寧に描かれてはいるものの、
進行上でのテンポの悪さも多々あったこと。

これは、その後の零や碧においても同様の感想を抱いてただけに、
「前からこんな感じだったのか、こりゃあまったく進歩してねーな」と(w
でもまぁ背景細かく描いている分、
その辺犠牲にしてるのはしゃーないことではあるけどもさ・・。

でも人物像を描きすぎると、ウザキャラと化したりするわけですよ。
主役のエステルがまさにその典型で、SC終盤では、その空気の読めなさは勿論の事、
論点ずらして敵役説教するわ、レンへのエゴっぷりも半端なくて、見てて不快でしたねぇ。
エステル「あ、あんですってぇぇ!?」
このエステルの口癖もウザーく感じてしまうようになりました。
もうおまえ出てくんなと。
 

 
この作品はストーリーRPGだけに物語を念頭に楽しんでいたが、
3作それぞれで特に印象に残ったシーンを挙げるとすれば・・。
 

・エステルとヨシュアの離別(FC)

FCのエンディングでは、真の黒幕が登場したことよりも、
ヨシュアが自分の過去を告げてエステルと別れるシーンが印象的。
一見するとバッドエンドに近い形でこの1作目が終わるんだけど、
最後のくちづけしてエステルを眠らせるシーンとかね。

この二人、これからどうなっちゃうんだろーと、
こんな終わり方だと、続編気になりだしてリアルタイムだったら、
いてもたってもいられなかったはず。

 

・レーヴェ全般(SC)

このシリーズは、登場する敵役にも細かい背景が設定されていて、
それに繋がるキャラと、シナリオを演出している部分もあるなど、
ひとりひとり背景が事細かに描かれていた部分は評価できた。

中でも印象に残ったのがレーヴェ。
この人の存在が本編進めていく上での大きな伏線でもあったんだけど。

ヨシュアの暗い過去に見え隠れする「ハーメルの悲劇」。
レーヴェもそれに関わっていて、中盤ではその真相を聞かされたが、
そんなレーヴェたちに起こった出来事、そして彼が結社に入った目的など。
それら背景は印象深かっただけに、終盤のヨシュアとの激突シーンは際立っていたものがあった。

まぁ一番インパクトあったのは、終盤のレーヴェ戦でしたが・・。
あの分け身の分身は反則。まぁ負けても話は進むんだけど。

そして彼の最期のシーンが、あの作品で一番印象に残ったね。
見事においしいとこ全部もっていった感じで。
準悪役としてたびたび立ちはだかり、最期まで王道を突き通したキャラ。

他の敵役も個性派揃いではあるものの、
それぞれ関連キャラと繋がるシナリオなど、中々見応えがあったと思う。

 

・3rd→SCの裏ダン

別にネタとして言ってるわけじゃなくて、
率直に感じた印象が3rd=SCの裏ダン。

一通りプレイしてみて、3rdはSCの後日譚であり、異空間という裏ダンジョンをプレイしながら
要所で各キャラのエピソードを織り交ぜた「外伝」という位置づけ。

一見安っぽさはあったけど、
エピソードの中には、次回作に含みを持たせた内容がいくつかあっただけに、
それなりの見応えはあったように思う。

あとはSC以降気になっていた、ケビンの生い立ちとか。
ケビンの母親の話はちょっと驚かされた場面はあった。
ただ、三作目にも入ると展開的に見慣れてくる部分も多くて、サプライズ要素はそんなになかった。
唯一挙げるとすれば、ルフィナがケビンにチョコ食べさせる口移しシーンかな。
あの行動が終盤でケビンの心情を支えるキーになってくるとは思っても見なかったけど。

 

 

今年発売予定の「閃の軌跡」で、舞台となるエレボニア帝国が
どんな国なのか知っておくためのきっかけとしてはじめたんだけども、、
この空の軌跡を通じて帝国の実状により興味を示せた分、
次なる作品への興味&深みが増したという点では、
時間が取れたこの時期にプレイできてよかったかなぁと。

零・碧とも復習も兼ねてナイトメア2周目再開しようかなぁとも考えてるが、
うーん、気づけば来週発売のソフトが迫ってるし、
また機会ある時にでも・・といってもここから新作が続くから、はじめるのは当分先か、
はたまたやらないかもしれないが。

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PSP『英雄伝説 空の軌跡』」カテゴリの記事

コメント

空の軌跡のシリーズの感想はおおむね同意です。
3rdをファンディスクなんていう呼び方はちょっと可哀想とおもいましたけどw

ストーリーRPGですけど、指摘されてる通り
シナリオのテンポの問題にキャラの個性、この辺許容して楽しめるかで評価が分かれますね。
僕はアニメ系のノリや萌え要素は許容できたので楽しめたけど、
次回作の閃の軌跡は、公式のキャラ見た感じだとその色が強そうだと感じています。

最近このシリーズは背景の風呂敷を広げすぎていて伏線全部回収しきれるのか気になってます。
シリーズモノとして楽しむには、ちょっとダルい頃合になってるなぁという自分の感想でした。

投稿: tomz | 2013年4月17日 (水) 19時52分

>ちょっとダルい頃合

いろいろもったいぶってて、展開が遅すぎなんですよね。
これは、シリーズファンのFALCOM脳な人でも感じてる事だろう。伏線っつーか、単純に結社がなぁ・・・。
まだ主力の半分もでてきてないでしょ。
まだしばらく軌跡シリーズは続きそうですな・・。

投稿: NOB蔵 | 2013年4月18日 (木) 04時24分

今日は~^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。

IPアドレス 200.82.196.92

投稿: ferragamo | 2013年7月26日 (金) 23時57分

>バッグ、ビキニなどのスパム関係コメント

↑一ヶ月ほど前からバッグやビキニの粘着スパムコメを各記事に定期的に垂れ流してらっしゃるようだけど、下手にコメつけたらURLでも公開してくれるとおもったの?
言っておくけどここで、バッグやビキニの宣伝なんてしても無意味ですからね。
そんなものここで紹介しても誰も興味持たないし、相当無駄なことしてるって気づかないんだろうか。。

投稿: NOB蔵 | 2013年7月27日 (土) 04時43分

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